2019年10月15日

ジェームスさんの自伝

クールスのジェームスさんの自伝が出ました。



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めちゃくちゃおもしろかった。



だいたい日本のロック史ってやつは はっぴいえんどからの流れが中心で、そっからナイアガラや YMO にながれて……みたいな感じで、そこにクールスおよびブラックキャッツは登場しないんですよ。


無視するんです。


名盤何選とかにも外れるし。



でもね、クールスがどんだけ日本のティーンネイジャーに影響を与えてきたことか、と。


それはファッションとか風俗的な意味だけじゃなくてね。


クールスを通じて、50 年代、60 年代のロックンロールや R&B、ソウル、DOO-WOP などを掘り下げた人も多いはずです。



そんでもってそういう 「キッズに影響を与えたから凄い!」  とかそういう話じゃないんです。



音楽的に素晴らしいのです。


どの時期も。





これを評価できないのはなぜか?



前々から思いますが、日本の音楽評論家の多くは不良コンプレックスというか、リーゼントコンプレックスというか、そういうのがあるんじゃないかと思います。


やっぱビートルズからはじまってる人がおおいですよね。それはまったく悪くないんですけど、それ以前の音楽を雑に 「オールディーズ」 と括ってるんじゃないかしら。まぁ、フィル・スペクターものだったり、せいぜいチャックベリーとかはそれなりに評価はしてるかもしれませんけど、それを受け継ぐものたちへの軽視を感じますよ、常々。



あと、ロックンロール と堂々と言えばいいのに、ロケンローとか表記するでしょ?


なんか恥ずかしいんですかね。


ロックンロール、革ジャン、リーゼント、バイク、サングラス みたいな銀蠅的なソレが嫌ってのもわかりますよ。
でもね、そこから目をそらすと大切なものを見逃します。



さてさて、クールスという音楽的にも本当に素晴らしきバンドのなかでも、類まれな才能をもった御方がジェームス藤木さん。そんな氏の自伝が発売とあればこれはもう読むしかないわけです。



いろいろ面白いこと、興味深いことだらけでしたが



プラズマティックスのメンバーだった船原長生さんの話まで出て来てびっくりしました。



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クールスといえば、私は以前これらのライナーノーツを書かせていただいたのですが

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この本読んだ後だともっといいこと書けるなーと思いましたよ。



裏 「日本のロック史」 としてもかなりおもしろいので是非読んでみてください。



私にとっては裏じゃなくて表ですけどね。


posted by TSUNEGLAM SAM at 20:02| Comment(0) | Young Parisian | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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